遊びと趣味

レシートは、買い物の卒業証書

コンビニでもらった一枚のレシートを、春は「買い物の卒業証書」と呼びます。悠が整理するほど、買い物は学校らしくなっていきます。
女勇者フェルミノ

【女勇者フェルミノ 第3話】回復薬は、使わないほど高くつく

50ゴールドの回復薬を惜しんだフェルミノ。移動の遅れ、服の破れ、追加の傷まで計算すると、節約したはずの一本が高くつきます。
春と悠

傘って、雨を一人分だけ止めるよね

突然の雨を一本の傘で帰る春と悠。半分ずつ濡れた春は「傘は一人分の雨を二人で分けている」と考え始めます。
女勇者フェルミノ

【女勇者フェルミノ 第2話】宿屋で眠るより、野宿の方が高い

宿代を節約するため無料の草地で野宿しようとする女勇者フェルミノ。ところが、薪、虫よけ、雨対策、睡眠不足まで計算すると――無料なのは地面だけでした。
女勇者フェルミノ

【女勇者フェルミノ 第1話】勇者なのに、仲間を作らない理由

魔王討伐を命じられた女勇者フェルミノ。仲間を集めるよう勧められますが、宿代、食費、装備代を計算し、一人旅を選びます。
学校の放課後

消しゴムって、間違いを食べて小さくなるよね

放課後の教室で、春が机の下をのぞき込んでいた。「ねぇ悠。ちょっと動かないで」「何か落とした?」「消しゴム」俺は椅子を引いた。机の脚の近くに、白い小さな塊が落ちている。拾い上げると、消しゴムというより角の丸い小石に見えた。新品だった頃の三分の...
学校の放課後

「忘れ物は、たぶん未来からの手紙」

「悠。忘れ物ってさ」 朝だった。 教室にはまだ人が少なく、窓から入る風がカーテンをゆらしている。 春は自分の机を見つめながら、腕を組んでいた。「なんだ」「未来の自分からのメッセージだと思う」「一時間目から何言ってるんだ」 春の机の上には何も...
学校の放課後

「小銭は、たぶん応援団」

放課後だった。 春は自動販売機の前で立ち尽くしていた。 手のひらには、数枚の小銭。 なぜか真剣な顔で見つめている。「何してるんだ」 隣に来た悠が聞く。「小銭って、応援団だと思う」「急に意味がわからない」「だって百円玉一枚だけだと、なんか心細...
学校の放課後

「夕焼けは、たぶん空の帰り道」

「悠。夕焼けってさ」 帰り道だった。 川沿いの道を二人で歩いている。 空はオレンジ色で、遠くの雲までゆっくり染まっていた。「うん」「空が家に帰ってる途中なんだと思う」「どういう状態だよ」 春は夕焼けを見上げたまま続ける。「だって朝は青いじゃ...
学校の放課後

「ポロシャツは、たぶん顔が四つある」

「ねえ悠」 放課後だった。 春は教室の窓に映る自分を見ながら、なぜか真剣な顔をしていた。「ポロシャツってさ」「うん」「服界のコウモリだよね」「急に悪口みたいなこと言うな」 春は振り返った。「だって見てよ。Tシャツほどラフじゃないし、ワイシャ...
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